通関士の正しい講座選び

通関士と貿易実務検定との違い

通関士と近いスキルを証明する資格はたくさんあります。その代表格と呼べるのが「貿易実務検定」でしょう。貿易にまつわる業界を目指す受験者が大半を占めている点では通関士と共通していますし、新卒の受験者の間でもそれなりに需要があるという点でも通関士に通じる部分があります。

当然、通関士と貿易実務検定では異なる点があります。たとえば貿易実務検定の資格は基本的に3段階に分かれています。A級からC級まで(A級のすぐ下に「準A級」がありましたが、数年前に廃止されたため現在ではシンプルに3種類です)分かれており、初心者はふつう、C級から受けています。

また通関士と異なり、貿易実務検定は国家資格ではありません。「日本貿易実務検定協会」が主管する民間資格です。このため通関士と比べると知名度の点ではやや見劣りがしてしまうことは否めません。一部の商社やメーカーでは、貿易実務検定資格を評価する動きが年々顕著になってきましたから、希望する企業がこの資格を重視する性質がありそうだと思ったときは、ためらわずに勉強するのが妥当でしょう。

しかしそこまでの条件が見当たらない場合なら、特段貿易実務検定を目指す理由はないでしょう。またC級に受かったくらいでは、まだ就職・転職の際に有力になれるとまではいえません。A級まで行くと試験の難易度は数倍に上昇します。合格率にしても、通関士に匹敵するくらいの厳しさですから、1回の合格で国家資格を取得できる上に、通関事業者での就業においてはっきりと有利な立場になれる通関士と比べると、コストパフォーマンスの点では不充分なきらいがありますね。




>>最短で通関士に合格するための正しい講座を選ぶなら<<