通関士の正しい講座選び

通関士と国際航空貨物取扱士との違い

通関士は、通関事業・貿易といった特殊な業界で活動する資格です。このため、比較される資格もユニークなものが中心です。「国際航空貨物取扱士」もそのひとつでしょう。

「国際航空貨物取扱士」は、「ディプロマ」という英単語で呼ばれることが多くなりました。この資格は40年くらいの歴史があるのですが、主に飛行機を用いた貨物の輸送・運搬業務を遂行する者のためにつくられました(ただし、パイロットとは直接の関係がありません)。資格の性質から、国際的に制度化されています。日本においては「JAFA(一般社団法人 航空貨物運送協会)」が主管団体となっています。

国際航空貨物取扱士の資格は「基礎コース」危険物コース」「危険物資格更新コース」「の3種類に分類されています。通関士試験と異なり、そのいずれも合格率は低くはありません(ただし試験問題はすべて英語で書かれています。しかしその点は、ボーダーレスな資格であることの裏付けでもあります)。原則として、海外の各国と共通の試験要項が定められていますから、海外でも通用する資格が手に入ることは間違いありません。

総括すると、これから貿易関係の業界を目指すのであれば、国際航空貨物取扱士は多少ハードルが高い資格といえます。よほどモチベーションがあるなら、もちろんやりがいがあるのですが、就業場所はかなり限定されそうです。 そして国際的な資格ではあるものの、通関士と違って日本国家に認められた資格ではありません。日本国内で働く限りは、通関士と比べて知名度をはじめいろいろな点で見劣りする資格といえるでしょう。




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